とりあえず旧WEB2010/02/07の内容をそのまま移行、内容の手直しは追々。
もくじ
色々な種類の趾
鳥の趾(あしゆび)は環境に合わせて生き抜くために様々な変化を遂げています。
例えばオウム・インコだと物を掴みやすいように趾が前後に二本ずつあります。
これを対趾足と呼ばれ、そういった具合に他にも多数の種類があります。
■正足(せいそく)、三前趾足(さんぜんしそく)
前方三本、後方一本
スズメ目をはじめ、最多勢のメジャー形態。
対趾足(たいしそく、ついしそく)
前後に二本ずつ
オウムやインコ
さらに対趾足は細分化されます。
・外対趾足(がいたいしそく) :キツツキ
・可変対趾足(かへんたいしそく) :フクロウ、ミサゴ
・変対趾足(へんたいしそく) :ケツァール
■皆前趾足(かいぜんしそく):全て前方
アマツバメなど(コウモリと同様に岩場に引っかけて止る用)
■合趾足(ごうしそく) :前方の第2・3・4趾が付根で癒着。
カワセミなど(巣穴を掘る系)
■三趾足(さんしそく):第一趾が退化して三趾のみの趾
エミュー
■二趾足(にしそく):第一・二趾が退化して二趾のみの趾
ダチョウ
■蹼足(ぼくそく):三趾の間に水掻きがある
カモ、カモメ、フラミンゴ、ペンギンなど
■全蹼足(ぜんぼくそく):四趾の間に水掻きがある
ペリカン
■半蹼足(はんぼくそく):小さい水掻き
サギ、シギ、チドリなど
■弁足(べんそく):ヒレ状の弁がある
カイツブリなど
■五趾足、六趾足
ウコッケイ(第一趾が分岐して五趾や六趾となっている)
詳しくは…