ズグロシロハラインコ図鑑|Black-headed Parrot , Pionites melanocephalus

Black-headed Caique QPi
wikipedia掲載のオリジナル、くぴ~@ズグロシロハラインコ
●再構築中●

ズグロシロハラインコについて

南アメリカ大陸赤道線沿いを中心に広く分布するズグロシロハラインコ

ぽってりしたシルエットにパーツで色分けたように黒い頭白い腹に緑の翼、オレンジの顔と下腹部がぬいぐるみのように特徴的です。

分類学においてシロハラインコ属の主となるのはズグロシロハラインコです。

ここではこのズグロシロハラインコを掘り下げます。

所属分類であるシロハラインコ属についてや同属の他種については別記事で。

→シロハラインコ属図鑑

→シロハラインコ図鑑
→キモモシロハラインコ図鑑
→キソメシロハラインコ図鑑

※すべての記事に共通する前提
信頼度の高いと思われる情報を自分なりに精査した上でまとめるように心掛けていますが、情報源の大半は海外のもので、翻訳ソフト頼りの自己補完です。
情報が古くなっている可能性もあります。
本質はあくまで自分調べの自分用の忘備録である事をご理解した上でご覧ください。

ズグロシロハラインコの基本情報

分類:Pionites シロハラインコ属

学名:Pionites melanocephalus

和名:ズグロシロハラインコ 頭黒白腹鸚哥

英名:Black-headed Parrot , Black-headed Caique

ドイツ名:Grünzügelpapagei

スペイン名:Lorito Chirlecrés , Loro de Cabeza Negra

チェコ名:amazónek černotemenný

オランダ名:Zwartkopcaique

フランス名:Maïpouri à tête noire

イタリア名:Pappagallo testanera

スウェーデン名:svarthuvad vitbukspapegoja

ロシア名:Черноголовый белобрюхий попугай

ポルトガル名:Marianinha-de-cabeça-preta 

中国名:黑冠鹦哥 , 黑頭鸚哥

現地語
先住民ワヤンピ語Wayampi:Tapi'ilaãnga

先住民ワヤナ語Wayana:Wapëjek

※クロズキンインコも同様?ため、頭の黒いインコの総称?

旧Tupi語族の1つ?Trio:Maipurepijepije / Pïuri

旧Tupi語族のマイプレ語maipuré:periquito-de-cabeça-preta ポルトガル名の語源。

スリナム|スラナン語Sranan:Wetbereprakiki ※WWF GSNRMP

重量:120-190g

分布域:南米アマゾン川流域

原産国:ベネズエラ、ボリビア、ブラジル、コロンビア、エクアドル、仏領ギニア、ガイアナ、ペルー、スリナム

クラッチ:2-4

抱卵:25日

孵化時体重:8g

亜種:2
Pionites melanocephalus
P. m. melanocephalus
P. m. pallidus

CITES Appendices II

IUCN RED-List : Least Concern


ズグロシロハラインコごろりん

ズグロシロハラインコの歴史

1758年に分類学の父と呼ばれるリンネ(CARL VON LINNÉ)によって分類学史にズグロシロハラインコが登場します。

シロハラインコが登場するのはそこから62年後。

早逝したドイツの鳥類学者クール(Heinrich Kuhl)によって1820年に登録されます。

そのため、分類学上でシロハラインコ属はズグロシロハラインコが主となる種であり、シロハラインコ属は本来ズグロシロハラインコ属と命名されるべきかもしれません。

その後、1889年にドイツの鳥類学者ベルレプシュ(Hans von Berlepsch)によって、ズグロシロハラインコの亜種としてP.m.pallidusが登録されます。

欧州での本格的な飼育は1980年代後半からはじまり、次第にブリーダーの数は大幅に増え、2010年頃には市場価格が劇的に下落。

日本では2010年頃からペットバードとしての人気が急速に高まっています。

ズグロシロハラインコの命名由来

ズグロシロハラインコの和名や英名は読んで字の如し。

学名「Pionites melanocephalus」の属名である「Pionites 」については、シロハラインコ属の項で御覧ください。

ずんぐりむっくりぽってり体型のアケボノインコ属に似た容姿といった意味合いです。

種小名「melanocephalus」はmelano+cephalusでわけた2つの意味を繋げたものです。

語源はギリシャ語で、melasはblack=黒色kephalosはheaded=頭部

合わせて黒色の頭部で、そのままの意味です。

様々な動物で話題になる白化のアルビノと対をなす黒化のメラニズムと同じ語源です。

くぴ~@ズグロシロハラインコ

ブラジルの先住民語族の1つであるワヤナ語で Wapëjek と呼ばれるそうですが、生息地が時折重複するクロズキンインコも同じ呼び名?のようなので、頭の黒いインコといった意味合いなのだろうと思われます。

ズグロシロハラインコの亜種

基亜種
学名:Pionites melanocephalus melanocephalus
英名:Black-headed Parrot , Black-headed Caique
和名:ズグロシロハラインコ

分布:コロンビア南東部~ベネズエラ、ギアナ、ブラジル北部
亜種
学名:Pionites melanocephalus pallidus 

俗称英名:Pallid Caique 

俗称和名:ニシズグロシロハラインコ ※標準和名ではありません
分布:コロンビア南部~エクアドル東部、およびペルー北東部

相違:胸と腹の白が純白で喉の黄色が多い。喉、太もも、尾に強い黄色を帯びます。

ズグロシロハラインコの亜種P.m.pallidusは分布域の西端側で観測記録があります。

分布域とされるエクアドル東部で撮影された野生個体の写真を見る限り、必ずしもP.m.pallidusではないようにも感じますが、個体差によるばらつきが大きいのかもしれません。

遠目での写真を見ただけでは際立った相違は感じられませんが、オレンジ色の部分が黄色になっており、野生下においては腹の色が薄汚れた印象がある中でもpallidusは純白さを感じます。

ズグロシロハラインコ

ズグロシロハラインコの分布域

ズグロシロハラインコの分布域は広大で、東側は北大西洋沿岸部、西側はアンデス山脈に差し掛かる場所もあります。

主にアマゾン川が流れるアマゾン盆地の北側に分布します。

概ねアマゾン川を南北で隔てた北側に分布し、南側にはシロハラインコが分布します。

ペルーではウカヤリ川で東西に隔てた西側に分布し、東側にはシロハラインコが分布します。

原産国は、ベネズエラ、ボリビア、ブラジル、コロンビア、エクアドル、仏領ギニア、ガイアナ、ペルー、スリナム。

生息地は概ね海抜1,000mまでにある熱帯湿地帯の森林。

あまり地表に降りることはなく、高い木の上での暮らしに特化していると

シロハラインコ属はタオルなどに身体をゴシゴシと擦り付ける行動が多くみられますが、それは濡れた樹木の葉で身体を洗う習性によるものです。

ズグロシロハラインコの生息地

IBA( Important Bird and Biodiversity Area|重要野鳥生息地と生物多様性地域)に登録されているズグロシロハラインコの生息地46箇所から幾つかをGoogleMapで雰囲気として。

IBAとはBirdLife Internationalが主体となって世界各地で重要な生息地を保全していくプログラムで、日本にも数多くのIBAがあります。

Arajuno-Alto Napo  Jatun Sacha|エクアドル

すぐ近くにMuseo kamak maki Zoológicoという保護施設のような動物園もあります。

■Parque Nac|カナイマ国立公園

Amacayacu Natural National Park|コロンビア南部のアマゾン川沿い

エクアドルとは公用語のスペイン語で赤道を意味します。

ペルーやコロンビアとの3国国境に近いところで多くの観測があります。

ナポ川沿いのロッジ(Sacha Lodge)周辺での撮影データも多くあります。IBAではありません。

■ペルー北東部にあるアマゾン川上流の1つナポ川沿いにあるロッジ(ExplorNapo Lodge)付近で集中した観察記録があります。

ExplorNapo Lodge

すぐ近くには陸路で行けない世界最大の町の異名をもつイキトス(Iquitos)があり、こちらのマラニョン川付近でも観測があります。アマゾン川河口から3,700kmの距離があります。

ズグロシロハラインコの分布域の気候

ズグロシロハラインコの分布域は赤道線に沿って広がっています。

そのため北緯の変化は少なく、アマゾン湿地帯という環境も場所での違いはあるとはいえ、比較的遠からず似た気候です。

幾つかの地点を参考に選びますが、傾向としては似たものになると思われます

それはそれでズグロシロハラインコの飼育環境におけるリファレンスとなる気候と言えるかもしれません。

とはいえ生息地と測定値は同じではありませんので、あくまで参考まで。

気候|ペルー/イキトス

すぐ上に掲載した陸路で行けない世界最大の町イキトスの気候

緯度:-3.7609640264356257, -73.27198488638044

年間を通じて湿度が高い。

季節に寄って雲の割合に大きな変化があるが気温の変化は少ない。

最も暑い月は11月で、平均最高気温31℃、最低気温は23℃。

最も寒い月は7月で、平均最高気温30℃、最低気温は22℃。

最も曇りの多い月は2月で、83%の確立で曇りである。

最も晴れる月は7月で、61%の確立で晴れ。

10月~6月は雨季で、6月~10月は乾季。

最も降水量の多い4月で平均降雨量は257mm

最も降水量の少ない7月で122mm

最も早い日の出は11月10日の5:28、遅い日の出は7月20日の6:01

最も早い日の入りは10月26日の17:43、遅い日の入りは2月3日の18:14

日中時間は年間を通して概ね約12時間

ほか詳細はこちらで

気候ブラジル/マナウス

ブラジルのマナウスの気候

緯度:-3.063187406009802, -60.00405239577371

年間を通じて湿度が高く、曇り空が多い。

最も暑い月は9月で、平均最高気温33℃、最低気温は25℃。

最も寒い月は2月で、平均最高気温30℃、最低気温は24℃。

最も曇りの多い月は11月で、85%の確立で曇りである。

最も晴れる月は7月で、54%の確立で晴れ。

12月~6月は雨季で、6月~12月は乾季。

最も降水量の多い3月で平均降雨量は251mm

最も降水量の少ない8月で48mm

最も早い日の出は11月8日の5:36、遅い日の出は2月18日の6:08

最も早い日の入りは10月27日の17:50、遅い日の入りは2月4日の18:21

日中時間は年間を通して概ね約12時間

ほか詳細はこちらで

気候|ガイアナ/ジョージタウン

ガイアナの北大西洋沿岸部、ジョージタウンの気候

緯度:6.822348393716453, -58.16641624388189

年間を通じて湿度が高く、曇り空が多い。

最も暑い月は9月で、平均最高気温31℃、最低気温は24℃。

最も寒い月は1月で、平均最高気温28℃、最低気温は24℃。

最も曇りの多い月は12月で、73%の確立で曇りである。

最も晴れる月は8月で、44%の確立で晴れ。

5月~9月は雨季で、9月~5月は乾季。

最も降水量の多い6月で平均降雨量は258mm

最も降水量の少ない3月で59mm

最も早い日の出は5月25日の5:35、遅い日の出は1月31日の6:11

最も早い日の入りは11月12日の17:31、遅い日の入りは7月15日の18:12

日中時間は年間を通して概ね約12時間で安定。

ほか詳細はこちらで

ズグロシロハラインコ

生息地の気象情報から考える気候

あくまで参考程度という前提で、上記からの気候データの傾向。

・湿度が非常に高い

・気温は最低20度以上~最高35度以内

・乾季はあるがそれなりに雨は降る

・日照時間は概ね12時間程度で変化がない

野生下におけるズグロシロハラインコの繁殖期

 

飼育下におけるズグロシロハラインコの繁殖

ズグロシロハラインコひなひな

ズグロシロハラインコくぴ~

 

真正面ズグロシロハラインコ

 

 

くぴ~フライトスーツズグロシロハラたち

■まいど!気ままなインコ くぴ~&ぐぴ~ | 山と溪谷社
https://www.yamakei.co.jp/products/2814550100.html

まいどまいど。

 

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