コウロコボウシインコ図鑑|Lilacine amazon , Amazona lilacina

コウロコボウシインコについて

エクアドル固有のボウシインコ、コウロコボウシインコ。

以前はキホオボウシインコの亜種とされていましたが、別種として昇格しています。


コウロコボウシインコの基本情報

分類:Amazona ボウシインコ属

学名(新:昇格表記):Amazona lilacina

学名(旧:亜種表記):Amazona autumnalis lilacina

亜種:ナシ

英名:Lilacine amazon

和名:コウロコボウシインコ 小鱗帽子鸚哥

性差:x

Size:34cm , 350g

分布:南米|エクアドル(固有種)

野生下個体数:600-1700 / 2,500以下(BirdLifeInternational)

CITES:Appendix II

IUCN REDList EN 2014-
IUCN Red List of Threatened Species | IUCN

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コガネメキシコインコ図鑑|Sun Parakeet , Aratinga solstitialis

コガネメキシコインコについて

世界中で愛される色鮮やかで賑やかな南米を代表するインコの1つ、コガネメキシコインコ。

バードパークや動物園にペットバードとしても大人気のインコです。

しかし、野生下においては危機的状況になりつつある絶滅危惧種です。

コガネメキシコインコの基本情報

分類:Aratinga クサビオインコ属 楔尾鸚哥属

学名:Aratinga solstitialis

亜種:ナシ

和名:コガネメキシコインコ , 黄金墨西哥鸚哥

英名:Sun Parakeet , Sun Conure

ドイツ名:Sonnensittich

スペイン名:Cotorrita del sol , Aratinga Sol , Periquito dorado

オランダ名:Zonparkiet

ポルトガル名:Jandaia-sol , jandaia-amarela , Quijuba

中国名:太阳鹦鹉 , 金黄鹦哥

Size:30cm , 90-120g

性的二型:外見上の色差は無し

繁殖難易度:レート8/10 Easy

クラッチ:2~4個

抱卵日数:24~25日(23~27日)

孵化時の体重:約6g→離挿餌時110~115(WPT)

リングサイズ:Φ7.5mm

耐寒温度:10℃

原産:南米北東部|ブラジル連邦共和国,ガイアナ共和国

CITES Appendix II

IUCN RED-List ENDANGERED EN-2014
IUCN Red List of Threatened Species | IUCN

クサビオインコ属コガネメキシコインコ

コガネメキシコインコはクサビオインコ属(Aratinga)に分類される南米のインコです。

クサビオとは楔型の尾羽の事で、属名のクサビオインコそのものは存在しません。

いわゆるコニュア(Conure)の仲間ですが、コニュアとは分類学上のカテゴリではなく、円錐型の尾羽をもつインコを緩くグループ化したものです。

かつてはコニュア=クサビオインコ属としても大袈裟過ぎないほど多種で構成されていましたが、随分と再編された2020年現在では6種+1亜種の構成です。

Aratinga weddellii シモフリインコ
Aratinga nenday クロガミインコ
Aratinga solstitialis コガネメキシコインコ
Aratinga maculata キバラメキシコインコ
Aratinga jandaya ナナイロメキシコインコ
Aratinga auricapillus ゴシキメキシコインコ

近年のミトコンドリアDNA解析における系統分類で、コガネメキシコインコの1階層上はクロガミインコ、さらに上層は絶滅種カロライナインコだそうな。

コガネメキシコ

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バライロコセイインコ|Blossom-headed Parakeet,Psittacula roseata

バライロコセイインコについて
Blossom-headed Parakeet
Psittacula roseata

薔薇色の称号をもつホンセイインコ、バライロコセイインコ。

漢字表記だと薔薇色小青鸚哥。

なお、コセイインコとバライロコセイインコは別種です。

バライロコセイインコの基本情報

分類:Psittacula ホンセイインコ属

和名:バライロコセイインコ 薔薇色小青鸚哥

英名:Blossom-headed Parakeet

スペイン名:Cotorra Carirrosa

ポルトガル名:Periquito-de-cabeça-rosa

中国語名:花頭鸚鵡 , 花头鹦鹉

タイ名:นกแก้วหัวแพร

学名:Psittacula roseata

亜種
P. r. roseata 基亜種

P. r. juneae 北部に分布する色の濃い大型亜種

性差:♂頭頂部が薔薇色,♀頭頂部が灰色…ほか

SIZE:30-36cm , 85-90g

原産:アジア|インド,タイ,ミャンマー,バングラデシュ,ブータンほか

CITES Appendices II

IUCN RED-LIST : Near threatened 2013

バライロコセイインコの分布域

バライロコセイインコの分布域は、東南アジアを中心とした広範囲で、インドシナからヒマラヤ東部あたり。

原産国は、インド,ネパール,バングラデシュ,ブータン,カンボジア,ラオス,ミャンマー,タイ,ベトナム,中国。

季節によって大規模な移動を行うため、全て移動するわけでは無いようですが場所によっては季節で見れる数が激減するようです。


※バライロコセイインコの分布域

バライロコセイインコの亜種 P. r. juneae

バライロコセイインコは基亜種とは別に北側に分布するjuneae(ジェニー)と呼ばれる亜種が分類されています。

ベンガルコセイインコと記載されているものがあるとすればこの亜種でしょう。

学名:Psittacula roseata juneae

基亜種に比べて若干大型で、全体的に色の濃さが増して鮮やかとされているようです。

自分で撮影したものはありませんが、ネットに掲載されている写真でわかりやすいものを探せていないながら、コセイインコに少し寄ったような色合いにも見えます。

コセイインコ Plum-headed parakeet Psittacula cyanocephala ♀♂

コセイインコ と バライロコセイインコ

「バライロコセイインコ」と「コセイインコ」は混同されがちですが、亜種でもなく別種です。

成鳥のメスは雰囲気も少々違うように感じますが、それでも似ています。

首元の違いが一番容易な識別方法だと思いますが、羽色での差異は3箇所とされています。

・バライロコセイインコは輪掛け模様から下腹部にかけて緑色のグラデーションが弱い。

・コセイインコは輪掛け下の襟の輪がくっきりしている。

・尾羽根の色が若干違う。

とはいえ、ぱっと見では別種とは思えないほどよく似た2種です。

野生下でもこの2種の分布域は若干重なる地域があり、野生下でのハイブリッドも存在していると考えられます。

もしかすると亜種ジェニーは、その類からのものかもしれないですね。

また、野生下でのバライロコセイインコは、ダルマインコやワカケホンセイインコらとも行動を共にしているそうなので、そのあたりとの交雑種もありえるかもしれません。


※コセイインコの分布域

バライロコセイインコの国際取引

かつて膨大な羽数が流通したワカケホンセイインコ等と比べれば遥かに少ないながら

正規の国際取引は1981年~1990年にかけて約7,700羽が記録されています。

野生下では生息地の消失も多く、生息数は減少傾向とされています。

2013年にIUCN RED-Listでも絶滅危険度をそれまでのLC(低危険種)からNT(近危急種)へ引き上げています。

นกแก้วหัวแพร

バライロコセイインコのタイ語表記は「นกแก้วหัวแพร」。

直訳すると「絹の頭のインコ」。