ヒオウギインコ Red-fan parrot について

ヒオウギインコ

以前はコニュアに位置づけられる事もありましたが、

ヒオウギインコは1種1属のヒオウギインコ属(学名:Deroptyus accipitrinus)。

生息地域はアマゾンの熱帯雨林に広範囲で分布していますが、とても減少中とされています。

CITES IIにも定められています。

英名は「Red-fan parrot」とは別に「hawk-headed parrot」というカッコイイ俗名も。

ボウシインコの膨らむ羽がとても長いという感じで、興奮や威嚇、普通にブワっとする時にも

英名のRed-fanの通り赤いファンを広げます。。

状況や個体差はあるでしょうが、全開で開いてもすぐに閉じます。

ヒオウギインコ同士のカキカキで開く様子もとても和みます。

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ハゴロモインコ図鑑|Red-winged parrot,Aprosmictus erythropterus

ハゴロモインコについて
Red-winged parrot
Aprosmictus erythropterus

Red-winged parrot

可愛い顔立ちに鮮やかな緑と赤色の羽も美しいオセアニアのRed-Winged Parrot、ハゴロモインコ。

ハゴロモインコの基本データ

分類:Aprosmictus アプロスミクトゥス|ハゴロモインコ属


和名:ハゴロモインコ


英名:Red-winged Parrot

ドイツ名:Rotflügelsittich

スペイン名:Papagayo Alirrojo

オランダ名:Roodvleugelparkiet


学名:Aprosmictus erythropterus

亜種
Aprosmictus erythropterus

A.e.erythropterus ハゴロモインコ
A.e.coccineopterus Timor Red-winged parrot コザタハゴロモインコ

A.e.papua Papuan Red-winged parrot ↑へ統廃合。2016

性差:性的二形|オスは色濃く翼の赤色も派手で広い

Size:30-35cm , Weight 120-160g

原産:オーストラリア北部~北東部,ニューギニア南部

CITES Appendices II

IUCN RED List LC 2016

アメリカツガ - Wikiwand

ハゴロモインコの分布域

原産国はオーストラリアおよびパプアニューギニアとインドネシア。

世界地図でざっくり示すとオーストラリア右側の中央~上にかけてとニューギニア島の下側に分布しています。

野生下におけるハゴロモインコ

ハゴロモインコはオーストラリアに広く分布する種子食の中型インコです。

昨今の山火事の影響での減少はあると思いますが、生息数は10万羽以上とされており、RED-ListではLC(絶滅低危険種)とされている通りに一般種です。

見渡せば普通に見れるというようなものではありませんが、生息地で探せば遭遇率は高い部類だと思います。

数羽の小さな群れが基本で、大きな群れを作ることは稀のようです。

また、サメクサインコやマキエゴシキインコと行動を供にすることも多いようです。

枯れ木の茂みで休憩中のハゴロモインコ(・Θ・)すぐ近くにもう2、3羽。

ハゴロモインコの亜種

ハゴロモインコは基亜種1+亜種2とされていましたが、この亜種2は統廃合されて亜種1となりました。

具体的には「A. e. coccineopterus」が残って「A.e.papua」が無くなりました。

基亜種は主にニューサウスウェールズ州やクイーンズランド州、南オーストラリア州に分布しています。

亜種Aprosmictus erythropterus coccineopterusは西オーストラリア州のキンバリーやヨーク岬、およびニューギニア島に分布しています。

この亜種A. e. coccineopterus は、標準和名ではありませんが「コザタハゴロモインコ」とも呼ばれます。

コザタハゴロモインコは基亜種と比べると若干小柄で、オスの成鳥は後頭部の青色が強く、メスは背に黄色が出るとされています。

この亜種の申請はジョン・グールドによるもので、グールドの鳥類図譜図鑑によれば「Red-winged Lory」と表記されています。

グールドの図鑑ではキンショウジョウインコも「King Lory」とされています。

もちろん食性は花蜜ローリーではなく、主食はユーカリやアカシアなどの種子食ですが、当時はそう思われていたのかもしれませんね。

マングローブ地帯に生息するものはヤドリギ(Loranthus)を好んで食べているようです。

ハゴロモインコの近縁種

ハゴロモインコが分類されているAprosmictus(ハゴロモインコ属)には、もう1種の同属仲間がいます。

ティモール島とその両端のロティ島,ウェタル島に分布するハゴロモインコモドキです。

学名:Aprosmictus jonquillaceus

英名:Jonquil Parrot

和名:ハゴロモインコモドキ

ハゴロモインコのメスに似た印象で、Timor Red-winged Parrotとも呼ばれます。

ハゴロモインコよりも小柄で翼の赤色部分は小さく、腰色は青色。

非常に寒さに弱いと注釈されているあちらの資料がありましたが、ヨーロッパの外飼いでは保たないという事なのかもしれないですね。

一般的ではありませんが、属より上階層の分類「Polytelini(ポリテリニ族)」では、ハゴロモインコの同族は3属8種が対象となります。

Polytelini(ポリテリニ族)

Alisterus(キンショウジョウインコ属)
オオインコ,キンショウジョウ,キガタキンショウジョウ

Aprosmictus(ハゴロモインコ属)
ハゴロモインコ,ハゴロモインコモドキ

Polytelis(ミカヅキインコ属)
ミカヅキインコ,テンニョインコ,オグロインコ(オトギインコ)

まとめて見るとやはり似た方向性のインコたちなので、飼い主としての趣味は似そうです。

ハゴロモインコの交雑種

ジョン・グールドの図鑑(ニューギニアおよびパプア諸島鳥類図譜 第5巻)に、Aprosmictus insignissimus(Beautiful King Parrot)というインコが掲載されています。

これは、ジョン・グールドが野生下においての交雑種を種として誤認識して掲載したものです。

後になって、ハゴロモインコとキンショウジョウインコの生息地には重なるエリアがあり、そこで自然に交雑したハイブリッドインコであることが判明しました。

飼育下においての意図的なハゴロモインコのハイブリッドは、キンショウジョウインコをはじめ、オグロインコ,ミカヅキインコ,テンニョインコで交雑成功されているそうです。

ハゴロモインコの命名由来

和名の「羽衣鸚哥(ハゴロモインコ)」は、赤い翼を羽衣に見立てたものでしょうか。

英名では見た目そのままに「Red-winged parrot」です。

学名Aprosmictus erythropterusの種小名「erythropterus」の語源はドイツ語?古代ギリシャ語?の「eruthros , pteros」が由来で、英名と同じく「Red Winged」という意味だそうです。

なお、命名の由来となっている特徴的な翼の赤い羽は2歳程度にならないと発現しません。

但し、幼い頃の蛍光緑もとても綺麗で映えます。

ハゴロモインコの繁殖

ハゴロモインコは野生下において非常に深いユーカリの洞に営巣することが珍しくないようで、3m級の洞型巣が推奨される記載もあります。

とはいえ、縦巣箱での繁殖実績もあります。

繁殖期にはオスの攻撃性が目立つようになるため、メスへの攻撃に遅延をもたらすために若干のクリップが有効と推奨されています。

このあたりは性格にもよるのでペア次第ですが、該当ケースによってはどの種でも有効な手段です。

クラッチは3~6で抱卵は約20日。

キンショウジョウインコやオグロインコあたりと同じく挿餌は怪獣系です。

ペットバードとしてのハゴロモインコ

ハゴロモインコは見た目の可愛らしさ&美しさに鳴き声も良く、気質は本質的には臆病ながら比較的穏やかな気性でちゃんと向き合えば馴れも良く、ペットバードとして一定の人気があります。

とはいえ、日本のライト層にはハゴロモセキセイと思われてしまう程度の知名度でしょうか。

ヨーロッパでの人気はそれなりに高いようで、繁殖も盛んに行われていています。

色変わりもオパーリンやシナモン、オリーブなどが作出されています。

自宅のケージ飼いにはあまり向いているタイプでは無いのでしょうが、飼えないわけではなく、特に日本では珍しい事ではないように思います。

ハゴロモインコ

 

https://www.beautyofbirds.com/redwingedparrots.html.php

http://aviculturalsocietynsw.org/_articles/Red-winged-Parrot_MMacpherson.htm#.X5GTbe1UuE4

カルカヤインコについて Grey-headed lovebird ボタンインコ属最小種

カルカヤインコ

ラブバード最小種、カルカヤインコ(刈萱鸚哥)。

体重は30~36g程度で、概ねマメルリハぐらい。

マダガスカル島に生息する唯一のボタンインコ属で、マダガスカルラブバードとも呼ばれます。

性的二形で、雄は英名の通りにグレイヘッドになります。

数世代のブリーディングはとても難しいようです。

カルカヤインコ

もう10年以上も前になる2004年にwikipediaへ載せたカルカヤインコの元写真

お粗末過ぎるのは置いておいて、これを撮った当時お気に入りのコンデジのスペックを今見て溜息が出ます。

CASIO QV-R51

あらためてデジタルカメラはこの10年ぐらいで飛躍的に進化しましたね~・・・