構造色ではなく色素による羽色、アカガシラエボシドリ

くわーーー!!!めちゃくちゃ口が開くように見えるエボシドリたち。

エボシドリを説明する場合によく使う超定番のネタが羽色に関するものです。

鳥の羽色は光の屈折による構造色で表現されるものが一般的なのですが、エボシドリは構造色ではなく色素によって着色されています。

このアカガシラエボシドリの頭の赤色は1869年に鳥類史上初として発見されたTuracin(ツラシン)という銅を6%含む天然色素によるものです。

緑色はTuracoverdin(ツラコバディン)で、この2つの色素によって数多の鳥類の中でもエボシドリを有名にしています。

なお、オウム目にもPsittacofulvin (プシッタコフルヴィン)という色素があり、コンゴウインコの赤色もそれによるものです。

まだまだ解明されていない事だらけのようですが、このあたりも面白い話の宝庫です。

もぎたて。 #ニョオウインコ

もぎたて!女王の雛。女王の娘なら王女インコ?

和名:ニョオウインコ
学名:Guaruba guarouba
英名:Golden parakeet , Golden Conure

ニョオウインコの学名「Guaruba guarouba」の由来は古き言葉から。

ブラジルとパラグアイに住む南米インディアン「Tupi族」による「旧Tupi語」で

「 guará (黄色い鳥) yuba (小さい)」が由来とされています。

「小さい鳥」というのは大コンゴウインコに対してだと思いますが、ニョオウインコやミヤマインコの顔はとてもコンゴウインコに似ています。

なお、和名の「女王(にょおう)」の由来は英名の俗称「Queen of Bavaria conure」からだと思われます。

とても素敵で特別なニョオウインコ、連れて帰りたいものです(・Θ・)

 

ネズミガシラハネナガインコ亜種 カノネズミガシラハネナガインコ

オレンジ色の腹色をしたネズミガシラハネナガインコは亜種のカノネズミガシラ。

和名:カノネズミガシラハネナガインコ(カノネズミガシラ)
英名:Reichenow's Orange-bellied Parrot
旧学名:Poicephalus senegalus mesotypus
現学名:Poicephalus senegalus senegalus

ネズミガシラハネナガインコ(セネガルパロット)はサハラ砂漠南縁部のサヘル地域と呼ばれる地域などに生息するハネナガインコ属の1種。

原産はアフリカ西海岸のセネガル共和国から東にかけてマリ、ブルキナファソ、ニジェール、ナイジェリア、カメルーン、中略、チャド共和国の南西部あたりまで。

生息地域の中でも最東側の原産国、ナイジェリア東部と北東部,カメルーン北部,チャド共和国南西部に生息する腹の色がオレンジ色のものは亜種「カノネズミガシラハネナガインコ(カノネズミガシラ)」とされます。

但し、IOCでは1997年に基亜種へ統廃合したため、2018年現在の分類上のカノネズミガシラは抹消されています。

とはいえ本来の基亜種の腹色は黄色で、見た目の印象が大きく違うことから、区別されている場合が多いように思います。

さらに繁殖ものは混ざっている可能性がありますが、もう1亜種は腹の色が赤く、「アカハラネズミガシラ」といいます。

ネズミガシラハネナインコの流通はすっかり減ってしまっていますが、とても素敵なインコです。

生きている化石鳥 #マウスバード #チャイロネズミドリ

数々の際立った特徴をもつネズミドリ目は現存する鳥類に近縁が存在しない古代の遺存種(生きた化石)。

ネズミドリの名は英名「Mousebird」の直訳で、その由来はボサボサした羽の容姿と木々の枝をリスやネズミのように走り渡っていく動き回るからだと言われています。

羽がボサボサになるのは、ダチョウと同じく羽鉤(はねかぎ)というマジックテープのような構造が無いためで、古代の鳥類には羽鉤が無かったとされています。

三角頭巾の冠羽や非常に長い尾羽根にクチバシも特徴的なのですが、

最大の特異点は器用な趾で、第一指から第四指のすべてが前を向いている「皆前趾足」。

第一指と第四指は後ろにも向けることが可能で、木の枝を走り回るのに適しているとされています。

チャイロネズミドリ(Speckled Mousebird)はネズミドリ目2属6種でもっともメジャー種でアフリカ(サハラ以南)で一般的に見ることが出来ます。

Mousebird

▼ネズミドリ目
■ネズミドリ属 Colius
Colius striatus, チャイロネズミドリ, Speckled Mousebird
Colius leucocephalus, シロガシラネズミドリ, White-headed Mousebird
Colius castanotus, コシアカネズミドリ, Red-backed Mousebird
Colius colius, セジロネズミドリ, White-backed Mousebird
■オナガネズミドリ属 Urocolius
Urocolius macrourus, アオエリネズミドリ, Blue-naped Mousebird
Urocolius indicus, アカガオネズミドリ, Red-faced Mousebird

#ハシナガオウム #テンジクバタン

テンジクバタンは襟元の赤帯と、なんといっても土堀りに特化したタイプのクチバシが特徴的でインパクトの強い顔立ちです(・Θ・)

この嘴から「ハシナガオウム」とも呼ばれます。

※まったく別種で「ハシナガインコ(Slender-billed Parakeet)」というのもいます。

テンジクバタンは白色オウムCacatuaの中でもアカビタイムジオウムと同じ「Corella|Cacatua Licmetis」に分類されるオウムです。

■テンジクバタン(ハシナガオウム)
Long-billed corella
 Cacatua tenuirostris

■ヒメテンジクバタン
Western corella
 Cacatua pastinator
 C. p. pastinator
 C. p. derbyi

■アカビタイムジオウム
Little corella
 Cacatua sanguinea
 C. s. transfreta
 C. s. sanguinea
 C. s. westralensis
 C. s. gymnopis
 C. s. normantoni

■シロビタイムジオウム
Tanimbar corella, Goffin’s cockatoo
 Cacatua goffiniana

■ソロモンオウム
Solomons cockatoo
 Cacatua ducorpsii

■フィリピンオウム
Red-vented cockatoo, Philippine cockatoo, kalangay
 Cacatua haematuropygia