旧和名:オオコフキメジロムジボウシインコ

ボウシインコ最大級の巨躯と大絶叫の「オオコフキメジロムジボウシインコ」(大粉吹無地帽子)。

大きくない小型の「コフキメジロムジボウシ」と合わせて「メジロムジボウシインコ」の亜種とされていました。

・コフキメジロムジボウシ 学名:Amazona farinosa inornata 英名:Plain-coloured Amazon

・オオコフキメジロムジボウシ 学名:Amazona farinosa chapmani 英名:Chapman’s mealy amazon

しかし、現在の国際鳥類学会議における分類上でコフキメジロムジボウシの2亜種は

「ムジボウシインコ(キガシラムジボウシ)」に統廃合されています。(※南北で分割)

「メジロムジボウシインコ」への統合ではなく、もともとムジボウシインコ系の分類は扱いが大雑把だったため

実にややこしいのですが、現在のムジボウシ系は2種3亜種。

※生息地域の南北で、北部guatemalae、南部farinosaへ

■ムジボウシインコ(キガシラムジボウシインコ)
学名:Amazona farinosa
英名:Southern mealy amazon
※うなじに青色系が入り、メスは黄頭が薄い。

■メジロムジボウシインコ
学名:Amazona guatemalae guatemalae
英名:Northern mealy amazon
別名:Blue-crowened Amazon,Guatemalan amazon

▼ハシグロメジロムジボウシ/ハシグロムジボウシ(亜種)
学名:Amazona guatemalae virenticeps
英名:
別名:green-headed amazon,Costa Rican mealy amazon
※メジロムジと違って頭の青色が無い

廃止
・コフキメジロムジボウシ
学名:Amazona farinosa inornata
英名:Plain-coloured Amazon

・オオコフキメジロムジボウシ
学名:Amazona farinosa chapmani
英名:Chapman’s Mealy Amazon

 

メキシコアカボウシ Red-crowned amazon

シュライヒやサファリの模型でお馴染みのメキシコアカボウシインコ。

和名 メキシコアカボウシインコ
英名 Red-crowned Amazon / Green-cheeked amazon
学名 Amazona viridigenali
CITES I

メキシコのメキシコ湾側に生息し、成長が完成されると写真よりもずっと後頭部まで赤色で覆われます。

第10回ワシントン条約締約国会議(1997年)にサイテス1へ登録。

 

フジイロボウシインコ Lilac-crowned amazon

メキシコの西側(太平洋側)に生息。

藤色に染まった頭部が特徴的な中型サイズのボウシインコ、フジイロボウシインコ。

メキシコアカボウシインコと似た雰囲気で、どちらかといえば大人しい系。

2004年の第13回ワシントン条約締約国会議(COP13)でコバタンと一緒にサイテスⅠへ。

和名 フジイロボウシインコ
英名 Lilac-crowned amazon / Finsch’s amazon
学名 Amazona finschi
CITES 1

学名のAmazona finschiはドイツの探検家・学者のオットー・フィンシュに因んだもの。

オオキボウシインコ Yellow-headed Amazon

和名:オオキボウシインコ / キガシラボウシインコ
英名:Yellow-headed amazon (Double-Yellow-Headed Amazon)
学名:Amazona oratrix
CITES I

原産はメキシコ、ベリーズ、グアテマラやホンジュラス。

非常に滑舌良く喋りまくる能力はオウム目の中でもキエリボウシと並んでトップ級。特にメスだそうな。

正式和名が「キガシラボウシインコ」に統一された認知はほぼ無いと思われ、「オオキボウシインコ」が本流でしょうか。

うちでもオオキボウシインコとします。

かつて和名でニセオオキボウシインコ(通称:マグナ,Amazona ochrocephala magna)とされていた頭部黄色の多い亜種はオオキボウシの基亜種(A. o. oratrix)に統合されて消滅。

オオキボウシインコは現在のIOC bird list ver.7では3亜種とされており

Amazona ochrocephala oratrix オオキボウシインコ(基亜種)※ニセオオキボウシを含む
Amazona ochrocephala belizensis ベリーズオオキボウシ
Amazona ochrocephala hondurensis ホンジュラスオオキボウシ

オオキボウシモドキインコ(Tres Marías amazon|Amazona tresmariae)は別種。

2002年のワシントン条約会議COP12で、オオキボウシ、オオキボウシモドキ、キエリボウシ、ヤマヒメコンゴウはサイテスⅠ類となり、それ以降で正規に輸入されたものはなく、それまでに正規輸入で記録に残るものは162羽。

オオキボウシモドキインコ Tres Marías amazon 

オオキボウシモドキインコ(通称トレスマリアス)。

メキシコの西側沖、刑務所島でもあるトレス・マリアス諸島(Islas Marías)の固有種で、オオキボウシよりも頭部の黄色の範囲が広い。

オオキボウシモドキはオオキボウシインコの亜種とされることもありますが、国際鳥類学会議(IOC)の分類では亜種ではなく種として独立しています。

和名:オオキボウシモドキインコ
英名:Tres Marias Amazon
学名:Amazona tresmariae
CITES I

キエリボウシインコ、オオキボウシインコはボウシインコの中でも際立ってお喋りするとも言われますます。特にオス。

どちらも2002年11月~CITES Iに格上げで、どちらももはや日本で流通することは滅多なことでは無く、オオキボウシモドキはもう無いかも?

ワイルドクロス?