ヘイワインコ夫婦

キゴシヘイワインコの2羽が仲良く良い感じになりそうなところで、お子様が大きな音を立ててしまって2羽の距離が離れてしまい、その後にチャンスは戻らず惜しい記憶が蘇る動画(・Θ・)

確かに冠羽がツノっぽくも見えます

ヘイワインコ & キゴシヘイワインコ図鑑|Eunymphicus uvaeensis,Eunymphicus cornutus

オウムとインコの違いで定番に使われる「冠羽があるものをオウム」という解説には当てはまらない例外的なインコ。

冠羽のあるインコ、キゴシヘイワインコ(左)とヘイワインコ(右)

 

キゴシヘイワインコとヘイワインコはニューカレドニアとウベア島の固有種で、系統的にはアオハシインコ属と遠からずだそうです。

どちらもワシントン条約1類(CITES I)で、レッドリストでは2016年までEN(絶滅危惧IB類)でした。

一時は600羽程度まで減らし、近年の保全活動によって2000羽程度に増加したことでVU(絶滅危惧II類)となりました。

日本で見れることは有り得ないと思っていますが、近年ヘイワインコを日本に輸入できる話しがあったとのことで、だいぶ驚きました。

キゴシヘイワインコ

ヘイワインコは以前は1属1種2亜種でしたが、1998年のDNA判定で別種とされ、IOCでも2008年に1属2種へ変更されました。

これまで基亜種のヘイワインコとされていたものが「キゴシヘイワインコ|Horned parakeet」となり、

亜種から種へ昇格したものが「ヘイワインコ|Ouvea parakeet」です。

■左側写真

学名:Eunymphicus cornutus


英名:Horned parakeet

和名:キゴシヘイワインコ(ヘイワインコ)

原産:ニューカレドニア

RED-LIST VU 2017

CITES Appendices I

■右側写真

学名:Eunymphicus uvaeensis

英名:Ouvea parakeet

和名:ヘイワインコ

原産:ウベア島(ニューカレドニアのロイヤルティー諸島)

RED-List VU 2017

CITES Appendices I

ニューカレドニアを「天国にいちばん近い島」と呼ぶのは、昭和41年に出版された小説のタイトルが由来。

昭和59年には映画化され、原田知世の主題歌とで一躍メジャーな島となりました。

しかも映画のロケ地は「ウベア島」で、映画の影響で増加した日本人観光向けに唯一のリゾートホテルが出来たそうな。

写真で見るだけでも驚くほど美しいウベア島は三日月型の珊瑚島で、島の幅は5~6kmしかなく、最も狭いところでは4~500mほど。

フランス領ながら政情不安定な島のため観光客は日本人以外には殆どいないとか。

キゴシヘイワインコとヘイワインコの違いについて

Eunymphicus@wikipedia.orgに掲載されているイラストでは2種の配色差異は大きく、ヘイワインコ(E. uvaeensis)に黄色羽はありません。

ロロパークのヘイワインコの個体とはまた違う印象ですが、ロロ財団といえでも入手は困難なインコだけに、もしかするとミックスなのかもしれませんね。

属名のヘイワインコ属「Eunymphicus」の語源は、オカメインコ属「Nymphicus」の頭にギリシャ語の「Eu」の2文字を足したものです。

「Eu」は「True」の事で、「立派,良い,凄い」といった意味。

オカメインコの「Nymphicus」は「妖精」の意味なので、その上位の存在「立派な妖精」「良い妖精」「凄い妖精」という感じでしょうか。

cornutus はラテン語の「cornutus」→「horned」で「ツノ」。

Horned parakeetは冠羽をツノに見立てた名付けです。

uvaeensis は生息地のOuveaウベア島の事。

キゴシヘイワインコとヘイワインコの漢字表記は「黄腰平和鸚哥」「平和鸚哥」。

平和の由来はニューカレドニアを見立てての事だとは思うのですが、今のところ何に対してなのかはよくわからず。