世界で唯一の展示 クリムネインコ Maroon-fronted parrot について

世界唯一の一般展示されているロロパークのクリムネインコ(2018.10時点)

Psittaciformes Psittacidae Rhynchopsitta 
属名:Rhynchopsitta ハシブトインコ属
和名:クリムネインコ 
英名:Maroon-fronted parrot 
学名:Rhynchopsitta terrisi
Size:40-50cm
原産:メキシコ北東部(東シエラ・マドレ山脈)
RED-LIST:EN
CITES Appendices I

「栗色の胸」ではなく「栗色の額」が特徴的な希少種、クリムネインコ。

この和名にはとても疑問を感じます。

「クリビタイインコ」ならしっくりくるので、「Maroon-fonted」を「Maroon-headed」と誤解釈したのかもしれませんね。

学名のTerissはアメリカの探検家Terris Mooreが由来。

クリムネインコの生息域は狭く、そのエリアが大規模な森林火災にあった事でさらに絶滅危惧が深刻となりました。

2011年からはRED-LISTでEN(絶滅危惧IB類)に格上げされています。

クリムネインコはサイテスI類の国際取引規制種で、ワシントン条約事務局登録施設もあるのかないのか大変に珍しいインコです。

一般展示されているのは世界でも唯一この個体のみです。

同属のハシブトインコThick-billed parrotも同様に希少種で、この2種でハシブトインコ属Rhynchopsittaを構成しています。

もう一種(Rhynchopsitta phillipsi)が存在したという説もありますが資料が見当たらず、いずれにしても絶滅種です。

別属の近縁といえば、日本でも稀に流通しているコイミドリインコAustral parakeetです。

コニュアというブループは科学的な分類ではありませんが、クリムネインコやハシブトインコは一応コニュアの仲間とされています。

サイズはコニュアとしては大型で、40~50cmほどあります。