チャミミウロコインコ図鑑 Azara’s conure,Pyrrhura frontalis chiripepe

ウロコメキシコインコの亜種で、チリぺぺことチャミミウロコインコ

Psittacoidea Psittaculidae Pyrrhura frontalis chiripepe
分類:Pyrrhura ウロコメキシコインコ属
学名:Pyrrhura frontalis chiripepe 
英名:Azara's Parakeet , Azara's conure
和名:チャミミウロコインコ 
原産:ブラジル南東部~アルゼンチン北部、ウルグアイにかけて

基亜種
学名:Pyrrhura frontalis frontalis
英名:Maroon-bellied parakeet , Maroon-bellied conure
和名:ウロコメキシコインコ
size:24-28cm 70-94g
原産:ブラジル南東部バイーア~リオグランデ・ド・スル~マットグロッソ
RED-List

ウロコメキシコインコは2亜種に分類されます。

基亜種のウロコメキシコインコと亜種チャミミウロコインコです。

基亜種と亜種の主だった特徴の違いは、尾羽と耳にあります。

基亜種ウロコメキシコインコの尾羽は裏側が臙脂色で、表側がそれを薄くした風。

亜種チャミミウロコインコは尾羽の表側が明るい黄土色(オリーブ)で、耳付近の羽も明るく、全体的にも若干明るいです。

ウロコメキシコインコの亜種チャミミウロコインコ

この2亜種の生息地はブラジル東部の南北でわかれます。

パラグアイのチャコではパラグアイ川やその主要支流沿い、ブラジル南東部では標高1400m級の高地からサンパウロやリオデジャネイロの都市部の庭先に現れるなど生息地の幅は広いとされています。

現地ではトウモロコシなど畑を荒らす害鳥とみなされる事もありますが、オキナインコの被害に比べると軽微なもののようです。

下記の地図では黄色い鳥マークに生息するのが基亜種のウロコメキシコインコ
Pyrrhura frontalis frontalis
Maroon-bellied parakeet

水色の○印に生息するのが亜種のチャミミウロコインコ(チリペペ)
Pyrrhura frontalis chiripepe
Azara’s Parakeet

明確に生息エリアが分かれているわけではなく、重複域では交雑種も存在します。

それは飼育環境下でも同様です。

また、生息地で考える限りでは日本で「ウロコメキシコインコ」として流通しているものは「チャミミウロコインコ」が主流かもしれません。

以前は意識しておりませんでしたが、これまで撮影してきたウロコメキシコインコの写真を見返すとチャミミウロコインコでした。

※ホオミドリウロコインコ(ワキコガネ)、チャミミウロコインコ、ユーカリインコ

但し、基亜種と亜種とで交雑している可能性も少なからず考えられます。

そもそもチャミミウロコインコとウロコメキシコインコの区別を出来ている店は現時点で日本には無いと思われます。

ウロコメキシコインコ(チャミミウロコインコ)はホオミドリウロコインコのノーマルと間違われるケースもよく見かけますが、2種は特に首まわりが違います。

また、ウロコメキシコインコはボリビアウロコインコ(アカシタバウロコインコ)と密接な関係があるとも言われています。

学名でチャミミウロコインコを意味するチリペペ(chiripepe)は、グアラニ語(トゥピ語に属する先住民語でパラグアイの公用語)でParakeetを意味しています。

なお、ここで登場しているチャミミウロコインコの名前は「チリペペ」です。

 

http://www.scielo.br/pdf/aabc/v90n3/0001-3765-aabc-201820170881.pdf

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