アオマエカケインコ Ochre-marked Parakeet について

ペリコ・グランデ!
ウロコメキシコインコ属の最大種にして唯一のサイテスI類、アオマエカケインコ

Psittacoidea Psittaculidae Pyrrhura
属名:Pyrrhura ウロコメキシコインコ属
和名:アオマエカケインコ 青前掛鸚哥 
英名:Ochre-marked Parakeet / Blue-throated Parakee , Blue-chested conure , Red-rumped Conure …etc 
学名:Pyrrhura cruentata
亜種:なし 
Size:28-30cm 90-110g
性差:なし
原産:ブラジル(大西洋側:エスピリトサント州,バイア州など)
RED-LIST:VU
CITES Appendices I

アオマエカケインコはブラジルの固有種で、ウロコメキシコインコ属の最大サイズとなる30cm100g級。

スペイン名では大きいインコを意味するペリコ・グランデ(Perico grande)と名付けられています。

和名は襟元の青い羽を前掛けと見立てたものです。

英名のOchre-marked Parakeetは黄土色の印のインコで、他にも妙に沢山の通称があります。

カラフルで独特の配色だけに印象が様々だからなのでしょう。

学名Pyrrhura cruentataのcruentataは「酸化した血(=えんじ色)」でしょうか。

血の色に染まった身体と赤い尾のインコという表現もどうかと思いますが…

なお、ウロコメキシコインコの英名はMaroon-bellied parakeetで、maroonは英語のえんじ色です。

その昔、アオマエカケインコはブラジルの広域に数多く生息し、珍しいインコではありませんでした。

近年は生息域が急速に失われつつ断片化もしており、孤立を深めてさらに状況が悪化中とされています。

ワシントン条約締結とともにI類として登録され、ウロコメキシコインコ属としては今でも唯一の登録種です。

但しIUCN RED-ListではVU(絶滅危惧II類)と深刻度は低く、ウロコメキシコインコ属にはもっと危機的な絶滅危惧種種のネズミムネウロコインコやアカエリアカオウロコインコなどもいますので、サイテスに関してアオマエカケインコの人気も理由だったのでしょう。保護もですが価格もあがりますし。

また、欧米では繁殖個体が安価に出ているはずで、ワシントン条約事務局登録施設ぐらいありそうなものですが、単価が合わないのか見ませんね