チリリ(chiriri) キカタインコ

キカタインコの原産地である南米の原住民族のグアラニー語(Tupi語族)では

キカタインコのことを「chiriri|チリリ」 と呼んでいて、それがそのまま

キカタインコの学名Brotogeris chiririの矮小名となっています。

キカタインコの亜種Brotogeris chiriri behniのbehniはドイツの探検家のお名前。

ミドリインコ属もまたすっかり流通で見なくなりました。

 

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オナガミドリインコ図鑑 Plain Parakeet,Brotogeris tirica

オキナインコと遠からずな存在のオナガミドリインコ

Psittacoidea Psittaculidae Brotogeris tirica
分類:オウム目 インコ科 ミドリインコ属
和名:オナガミドリインコ
英名:Plain Parakeet
学名:Brotogeris tirica
Size:23cm 64g
原産:南米:ブラジル|東南部沿岸側サルバドル~クリチバおよび飛び地
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ミドリインコ属(Brotogeris|ブロトゲリス)は系統分類的にオキナインコの近縁にあたます。

和名の通り他のミドリインコよりも長い尾羽が特徴的で、亜種はありません。

全体的に映える緑色の中に、青みや黄色みなども帯びた鮮やかなインコです。

サイズ感はオキナインコほどの大きさはなく、尾を短くしたイワウロコインコ程度。

オナガミドリインコも叫ぶときには他のミドリインコ同様に甲高い鳴き声でけたたましく鳴きます。

野生下ではジョオウヤシ(Syagrus romanzoffiana)の果実を主食に、種子、イチジク、フルーツ、花、グリッド、昆虫、藻類などを食べているようです。

学名「Brotogeris tirica」の語源は、ブロトゲリスはギリシャ語の「brotogërus」で「人の声」、チリカはトゥピ語の「tirica, tiriba = tilintar」で鈴や炎や煌めきという意味があるようですが、鈴のように鳴く鳥という由来でしょうか。

中国語名では「纯色鹦哥」で、純色とは各色相で最も彩度の高い色の意味。

英名は「Plain Parakeet」で、直訳すると「平野のインコ」。

日本で見たことはありませんが、ブラジルでは一般種です。

オナガミドリインコの原産はブラジル南東部、サンゴ礁に囲まれた熱帯の海岸線が続く大西洋沿岸付近の低地の常緑樹林地を中心に生息しています。

ミドリインコブーム(ペリコブーム)の時代には乱獲や生息地の開発でそれなりに数を減らしたようですが、今では懸念も無くなっています。

森林を破壊された都市部にも順応しており、大きな都市であるクリチバやサンパウロ市街地にも生息している一般種です。

先日ブラジルの街中で煩いからと住民に大量駆除されたミドリインコがニュースになっていましたが、オナガミドリインコも含まれているかもしれませんね。

図鑑アマゾンミドリインコ亜種(B.c.gustavi) Blue-margined Parakeet,Brotogeris cyanoptera gustavi

キカタインコほどではないものの黄色い袖羽をもつアマゾンミドリインコの亜種B. c. gustavi

Psittaciformes Psittacidae Brotogeris cyanoptera
属名:Brotogeris ミドリインコ属
学名:Brotogeris cyanoptera gustavi
英名:Blue-margined Parakeet / Gustave's Parakeets 
和名:アマゾンミドリインコ(亜種Gustavi)
Size:18-20cm 67g
原産:西アマゾン|ペルー ワジャガ川周辺 upper Huallaga Valley

■基亜種
学名:Brotogeris cyanoptera cyanoptera
英名:Cobalt-winged Parakeet
和名:アマゾンミドリインコ
原産:西アマゾン

■他亜種 beniensis
学名:Brotogeris cyanoptera beniensis
英名:Beni Cobalt-winged

このアマゾンミドリインコは基亜種+2亜種とされています。

基亜種アマゾンミドリインコの生息範囲は西アマゾンの広範囲なのですが、2亜種の生息範囲は狭く、このgustaviとされた亜種(英名 Blue-margined Parakeet または Gustave’s Parakeets )はペルーのワジャガ川周辺にのみ生息するとされています。

基亜種との違いは、翼の袖に少し黄色が入り、額の黄色は薄くなるようです。

この個体は嘴もまだ黒さの残る幼さでまだまだこれからなのでしょうし、黄色い袖といってもキカタインコやソデジロインコのような派手な袖ではないようですが、それはそれで洒落ています。

 

ここではほぼ立ち止まれず歩きながらの撮影を余儀なくされ、これが撮れていただけでもラッキーでしたが、ケージ上部に貼りついていた親を撮れなかったのが惜しいところ・・・