スプリウス&ブルボン #ユーカリインコ #ハナガサインコ

異色の派手綺麗コンビ、ユーカリインコのスプリウス&ハナガサインコのブルボン(・Θ・)

どちらも脚力で高速移動するのを得意とする種なので、時折りケージを縦横無尽に走り回る姿はリスのよう。

ユーカリインコ図鑑|Red-capped parrot,Purpureicephalus spurius

ユーカリインコについて
Red-capped parrot
Purpureicephalus spurius

ユーカリインコ♂
我が家で最も派手なユーカリインコのオス、スプリウス

世界で一番美しいインコたちの1種として名を連ねる極彩のオーストラリアンパロットのユーカリインコ

ユーカリインコの基本情報

分類:Purpureicephalus ユーカリインコ属

学名:Purpureicephalus spurius

英名:Red-capped parrot

別称:Pileated parakeet

和名:ユーカリインコ (有加利鸚哥)

別称:アヤクサインコ(彩草鸚哥)

性差:♂色が濃い,♀はオスと似た配色ながら淡い
SIZE:体長34–38cm,翼長42-48cm,体重105-150g

原産:オーストラリア|西オーストラリア南西部

IUCN RED-List LC


特徴的な容姿のユーカリインコは他に同属のいない1属1種の単型です。

近縁と言えるのか最新の遺伝子研究で系譜を辿ると、中新世(約2,300万年前~約500万年前)にはヒスイインコ属の系譜と繋がるようです。

ユーカリインコの分布

原産国はオーストラリアで、西オーストラリア南西部のパースからエスペランスあたりに分布しています。

内陸ではなく人が多く暮らす地域に生息しており、パースで有名な公園「キングスパーク&ボタニックガーデン(Kings Park and Botanic Garden)」でもよく見れます。

主にマリーの木を好むそうですが、マリー(Marri)とは学名コリンビア・カロフィラ(Corymbia calophylla)という現地での一般的な樹木。

このマリーの木は40~60mに達するフトモモ科で、以前はユーカリ属とされていましたが、現在はコリンビア属(Corymbia)として別属に分離しています。

マリーのほか、ジャラ(Eucalyptus marginata)やハケア(Hakea teretifolia)も好むようです。

ユーカリインコ

ユーカリインコの特徴的なクチバシ

派手で美しい配色と発色のユーカリインコにはもう1つ大きな特徴があります。

上嘴が通常のインコよりも細長い形状をしています。

これは、マリー/ユーカリの実や大きな種子を食べることに適応していったのでしょう。

マリーの分類がユーカリから分離したことは、ユーカリインコの和名の根源を揺るがしかねない事案かもしれませんが…

ユーカリインコの名前の由来

非常に美しいユーカリインコの和名由来が容姿ではない事は意外ですが

多彩な色からの由来でアヤクサインコ(彩草)という通名があります。

但し、ユーカリインコが派手やかなのはオスの成鳥だけです。

メスが極端に地味というわけではなく、並んでいなければメスも十分に派手とは言えるのですが

メスや幼少期の色は淡く、派手なオスの成鳥と並んでいると違いが際立ちます。

ユーカリインコ♂とカルカヤインコ♀

ペットバードとしてのユーカリインコ

手乗りインコとしては、オーストラリアンパロットらしくベタベタのベタ馴れは難しいと思いますが、人によく馴れる素養は十分あります。

性格は個体差が大きいながら、どちらかというと臆病な気質で、他の鳥に対しても積極的に攻撃するような事も少ない印象です。

室内飼いとして、脂粉や換羽も比較的マシな部類だとも思います。

齧る事が必須なため齧り木は欠かせませんが、噛まれた事はありません。

鳴き声はオーストラリアンリングネックパラキートほどとは言えないながら、耳に優しい笛的な鳴き声で、個人的には煩いと感じたことはありません。

我が家で声真似をしたことはありませんが、電子音のタイミング鳴きなどはよくしています。

ユーカリインコ♂とハナガサインコ♂

動きが相当アクティブなだけに本来であれば大きなケージが望まれるのでしょうが

縦に長いよりは横に広いケージが向いているとは思います。

ユーカリインコは興奮時にキョンキョンキョン!と叫びながら頭部の羽を逆立てます。

その時の頭はまるでブラシの木(カリステモン)の花のようなのですが、生息地にも咲いている花なのですね。

英名では標準名の「Red-capped parrot」とは別に通名で「Pileated parakeet」とも呼ばれます。

意味はおそらく冠や帽子をもつインコみたいな感じなのでしょう。

赤い帽子頭をもつ他の鳥で遠からずな印象なのは「カンムリキツツキ」なのですが、英名を調べてみると同じく「pileated woodpecker」でした。

大きな図体のわりに動きは非常に素早く、特に脚で走る能力にも長けています。

エボシドリが枝々を颯爽と駆け抜けるイメージと同様のものを感じます。

また、ケージ内では止まり木で前回転をするなどの器用さもみせます。