スプリウス&ブルボン #ユーカリインコ #ハナガサインコ

異色の派手綺麗コンビ、ユーカリインコのスプリウス&ハナガサインコのブルボン(・Θ・)

どちらも脚力で高速移動するのを得意とする種なので、時折りケージを縦横無尽に走り回る姿はリスのよう。

ハナガサインコ|Eastern Bluebonnet,Northiella haematogaster

ハナガサインコについて

ハナガサインコ
ハナガサインコEastern bluebonneのブルボン

美しく飾られた花笠を和名に起用されたハナガサインコ(花笠鸚哥)は西オーストラリアに分布する派手さと渋みを併せ持った可愛らしいインコです。

いわゆるBroad-tailed parrot(ヒラオインコ族/ヒロオインコ族)と呼ばれる10属3~40種ほどからなるグループの1種で、ハナガサインコ属に分類されます。

ビセイインコ属と分類的に近く、色こそ全く違うものの雰囲気やサイズ感は似た印象です。

Psittacidae Psittaculidae Platycercini Northiella

和名:ハナガサインコ(花笠鸚哥)

英名:Eastern Bluebonnet

旧英名:Naretha Bluebonnet

学名:Northiella haematogaster 

n. h. haematogaster

n. h. haematorrhoa

n. h. pallescens

IUCN RED-LIST:LC 2016 

原産:オーストラリア|西オーストラリア~ニ南東部 



英名:Naretha Bluebonnet 

旧学名:Northiella haematogaster narethae 

学名:Northiella narethae

原産:グレートビクトリア砂漠南部のナラボー平原からパースの東部約600kmに位置するカルグーリーあたり

IUCN RED-LIST:


SIZE:約30cm , 80-100g
性差:n. h. haematogaster♀は青が少なくて、よりくすんだ翼。尻尾の内側が白い性差がある??
1

原産はオーストラリアで、分布は上記地図でNaretha Bluebonnetが真ん中から右側、昇格したNaretha Bluebonnetは中央下部のあたり。

RED LISTにおいて絶滅危惧は低危険種(LC|Least Concern)とされています。

2019年からのオーストラリア史上最悪の森林火災による影響がありそうな分布域ですが、調査は新型コロナウイルス騒動が落ち付くまで難しいのかもしれませんね。

ハナガサインコ

ハナガサインコは英名でも顔に着目された「ブルーボンネット」という名付けで、「ブルボ」や「ブルボン」の愛称もしっくりきます。

学名の矮小名「haematogaster(ハエマトガスター)」は、血飛沫のような赤い腹といった意味合いで、頭部ではなく腹に着目しています。

フトフムネアカゴシキセイガイインコの学名 Trichoglossus haematodus と同様です。

ハナガサインコの分類は1種(4亜種)とされていましたが、2015年に再編されました。

Dr.Gaynor Dolman と Dr.Leo Joseph による遺伝子の分子研究においてNorthiella haematogaster narethaeの遺伝子分離が確認され

Northiella narethae(Naretha Bluebonnet)として種へ昇格しました。

よって現在のハナガサインコ属は2種(4亜種)となります。

別種となったNaretha bluebonnetは腹の黄色が強く、赤い腹が基本のEastern bluebonnetとは見た目の印象も違います。

Naretha Bluebonnetも欧米での繁殖は少数ながらなされているようですが、血統が少ないためEastern Bluebonnetとの交配種も出回っているので注意が必要だそうな。

野生下での営巣はアカシアの木の洞が主流のようですが、根本の亀裂を使うこともあるようです。

また、ハナガサインコの繁殖期のオスは非常に攻撃的とも評されているようです。

うちで感じた事は無く、むしろ多種に対してもフレンドリーなぐらいですが、本当の繁殖時に豹変することは十二分にありえるのでしょう。

ハナガサインコの亜種や昇格した種に対しての正式な標準和名はありません。

但し、標準和名ではなく出処を追えない通名で通っているものは少なくなく、ハナガサインコの4種の他3種はヒノデハナガサインコ,ウスイロハナガサインコ、コハナガサインコと呼ばれる事もあります。

鳥類の標準和名とは名付け親となる山階芳麿博士をはじめとした山階鳥類研究所の重鎮による偉大な功績ではあるものの、近年では遺伝子の分子系統学による分類の再編も著しく、それらに対応した改変は事実上出来てはいません。

オウム目は種としての総数が約400種程度の少数ですが、鳥類全体ともなると約9万種ほどという膨大な数となり、中々出来る事でも無いでしょう。

オウム目だけは個人的な調べで出処不明な和名でも相当まとめていますが、鳥類全体など私には不可能です…

ハナガサインコの動きはとても軽快で、走る速度も中々です。

鳴き声も特徴的かつビセイインコを彷彿させるキレイな響きです。

ディスプレイなのか、頭や尾の羽の動き、小さな羽ばたきなどの挨拶も行います。

興奮状態で頭部の羽が逆立つ様子も魅力的で、仕草も楽しめます。

匂いに際立った特徴は感じませんでしたが、標準的なインコの香り?でしょう。

 

 

あまり流通するインコではありませんが、飼育鳥として飼いやすい部類だと感じます。

中には例外もいるかもしれませんが、ベタベタに馴れるタイプではありません。

手塩に掛ければ手乗りになるとも思いますが、アキクサインコのようなタイプです。