アカビタイムラサキボウシインコ図鑑 Northern Festive Amazon,Amazona bodini

アカビタイムラサキボウシインコはムラサキボウシインコの亜種とされてきましたが、別種へと独立昇格しています。

Psittaciformes Psittacidae Amazona bodini

属名:Amazona ボウシインコ属

和名:アカビタイムラサキボウシインコ

英名:Northern Festive Amazon , Bodinus' amazon

学名:Amazona bodini

旧学名:Amazona festiva bodini

原産:南米オリノコ川流域|ベネズエラ東部,ガイアナ東部

Size:34-36cm 370-574g

RED-LIST

アカビタイムラサキボウシインコは、ムラサキボウシインコの亜種から別種の基亜種として独立昇格します。

※IUCN,WPT,HBWでは昇格済みで、IOC ver8.2ではまだ亜種として分類されています(2018年12月現在)。

昇格後は学名、標準英名が変更されます。

旧:Amazona festiva bodini Bodinus’ amazon
新:Amazona bodini Northern Festive Amazon

アカビタイムラサキボウシインコとムラサキボウシインコは共に南米原産のボウシインコ属です。

上記地図では水色のポイントマークがアカビタイムラサキボウシインコの生息域。

黄色い鳥マークが紫ボウシインコの生息域。

ムラサキボウシインコの方が生息域が広くてブラジル以外のエクアドルやペルーに及んでいるもののアカビタイムラサキボウシインコ以上に流通は存在しません。

ムラサキボウシインコとアカビタイムラサキボウシインコは特に頭部の配色が異なります。

アカビタイムラサキボウシインコの頭部は赤色がハッキリしており、頬の紫色も広くあります。

また、どちらともに共通して普段は翼で覆われて見えない腰の部分をめくると非常に派手な赤色になっており、これがムラサキボウシインコの最大の特徴です。

ムラサキボウシインコの別称「Red-backed Amazon」とは、これが由来です。

「Bodinus」の由来は、ドイツの医師で愛鳥家だったKarl August Heinrich Bodinus博士(1814〜1884年)の事で、博士はケルン動物園とベルリン動物園のディレクターも務めていたそうです。

アカビタイムラサキボウシインコの繁殖は歴史が古いわけではなく、1980年のアメリカが最初のようです。

その後、1986年~1988年にガイアナからアメリカへ340羽(死亡率20%で実質は約250羽)のアカビタイムラサキボウシインコが大量輸入され、その後90年代以降に繁殖の成果はぼちぼちあがっていくものの、新たに輸入される個体には病気や難が多いとか。

また、基亜種とされたムラサキボウシインコはアメリカへの商業輸入記録が無いような記載もあります。

信頼度は低く思っていますが、珍しいインコである事には違いありません。

アマゾン対決5種7羽

これまで見た個体の顔立ちはムラサキボウシが可愛い系で、アカビタイムラサキはどれも凛々しい系が多いようです。

とはいえ、大抵の種には可愛い系と凛々しい系の2パターンが存在するようにも感じます。