キホオボウシインコの学名は「Amazona autumnalis」。
その種小名「autumnalis」の語源はラテン語の「autumnalis」で、「秋らしい」といった意味合いです。
なぜ秋らしいという命名由来なのかには辿り着けておらず。
その由来を探る中でAutumnalisを名付けられた別の生物で目を引いた植物が2つ。
秋に咲く園芸品種の桜「十月桜(Prunus × subhirtella cv.Autumnalis)」と
魔法ファンタジーでお馴染みの「マンドラゴラ/マンドレイク(Mandragora autumnalis)」。
マンドレイクは根の形が人の形に似ており「引き抜くと恐ろしい悲鳴を上げ、聞いた人間は発狂して死んでしまう」という伝承が欧州に広く伝わっています。
空想上のものだと思っていましたが、地中海域や中国西部に自生するナス科の植物です。
実際に幻覚や幻聴を伴うアルカドイド系の神経毒が含まれており、薬草や毒草として用いられてきました。
このマンドレイクや十月桜の学名由来は開花時期なのだろうと思いますが、キホオボウシインコの学名は何由来でしょうね。
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