インコ柄チョコレート Stainer シュタイナー

バレンタイン、皆さまありがとう(・Θ・)

2019日本初上陸のイタリアのチョコレートブランドStainer(シュタイナー)。

味は勿論のこと、センスの良いパッケージ柄のイラスト、その鳥チョイスがまた素晴らしい!

コンゴウインコ,キバタン,オニオオハシ,ケツァール,他にも

アカサカオウム,アンデスイワドリ,ショウジョウコウカンチョウなどもあるようです。

公式サイトが無く、まとめた一覧が見当たりませんが、あちこち見てみると植物や動物モノが多くあり

イグアナ,アルマジロ,ピューマ,ほか絵のセンスもチョイスも全部良い感じで、見た目だけでも既に十分楽しませてくれます。

また、Stainerとは別で同じくイタリアのVenchiというメーカーのインコパッケージにはズグロシロハラインコが描かれているものもありました。

パッケージだけでも欲しくなります(・Θ・)

 

アオボウシインコ図鑑 Turquoise-fronted Amazon,Amazona aestiva

南米アマゾンの代表種、アオボウシインコ&キソデアオボウシインコ

Psittacoidea Psittaculidae Amazona aestiva
属名:Amazona ボウシインコ属
学名:Amazona aestiva
英名:Turquoise-fronted Amazon , Turquoise-fronted Parrot
別称:Blue-fronted amazon , Blue-fronted Parrot
和名:アオボウシインコ
Size:35-40cm 350-450-600g(アオボウシ≦キソデアオボウシ)
CITES Appendices II
RED-List
原産:南米|ブラジル,ボリビア,パラグアイ,アルゼンチン北部 
亜種 Subspecies
Amazona aestiva
A. a. aestiva
和名:アオボウシインコ(基亜種)
原産:ブラジル東部

A. a. xanthopteryx
和名:キソデアオボウシインコ
俗称:アサギボウシインコ(浅葱)
英名:-
通称:Yellow wing Amazon
原産:ブラジル,ボリビア,パラグアイ,アルゼンチン北部

南米アマゾンを代表するインコともいえるAmazon Parrotことボウシインコ属。

そのボウシインコ属の中でも代表格と言える「アオボウシインコ」と「キソデアオボウシインコ」。

額の色が青いことからアオボウシインコと名付けられました。

標準英名はTurquoise-fronted Amazonですが、日本ではBlue-fronted Amazonと表記されている方が多いかもしれません。

お喋り能力が高く、キエリボウシインコやオオキボウシインコに次ぐレベルで、キビタイボウシインコやパナマボウシインコと同クラスとも言われます。

陽気でよく喋って人馴れしやすく、世界中で大人気の中大型インコです。

ペットバードとしての優秀さの代償として1981年から40万羽以上が野生から捕獲輸出されてきました。

ただ、保護活動もあるとはいえIUCNのRED-Listでは絶滅低危険種LCから変動したことのない普通種です。

現在も世界でもっとも流通している人気のボウシインコです。

基亜種アオボウシインコのペア

アオボウシインコには基亜種のアオボウシインコと亜種のキソデアオボウシインコの2亜種がいます。

基亜種の「アオボウシインコ Amazona aestiva aestiva」は東部ブラジルに生息し、俗称でブラジリアンとも呼ばれるます。

体格は小柄で、翼の肩袖は赤色のみ、腹は緑色、嘴は黒色です。

この基亜種のアオボウシインコがかつての定番でしたが、今の日本で流通する事は殆どありません。

いま一般的にアオボウシインコとして流通している大半は大型亜種の「キソデアオボウシインコ Amazona aestiva xanthopteryx」です。

※キソデボウシインコAmazona amazonicaとはまったくの別種です。

アオボウシインコの亜種「キソデアオボウシインコ」

亜種キソデアオボウシインコの体格は基亜種より一回りから二回り大柄です。

肩袖に黄色い羽があり、個体によっては腹も黄色で覆われるなど全体的に黄色が強くでます。嘴はこちらも黒色。

不思議なことにキソデアオボウシインコには標準英名が無いのですが、通称でYellow-wing amazonとも呼ばれます。

生息地は基亜種と重複しつつ、ブラジル西部,ボリビア,パラグアイ,アルゼンチンなどブラジル以外にも広く分布しています。

アオボウシインコとキソデアオボウシインコの原産生息域

↑で2種の違いは顔の色だと思われるかもしれませんが、アオボウシインコと似た顔をしたキソデアオボウシインコは珍しくなく、顔での判断は難しいです。

特にキビタイボウシインコやアオボウシインコは亜種と基亜種の区別はもちろんのこと、種名の判断すら悩ましいものも多く、それなりに見慣れるまで混乱する事は多いでしょう。私もそうですがー

アオボウシインコの翼内側

さらに、アオボウシインコとキソデアオボウシインコの色の出方はランダム要素がとても高く、目が肥えていないと別種に感じるような個体差も多く存在します。

アオボウシインコとキソデアオボウシインコは飼育下の繁殖ではもちろんのこと、野生下においても生息域は被っている地帯での交雑は珍しくありません。

そのあたりは厳密には外見での正確な判断は出来ないのかもしれません。

アオボウシの目

さらに、その広大な生息域の中には地域差による色の違いもあります。

パラグアイには体格が小さくて頭の黄色が少ない「パラグアイブルー」と呼ばれるもの。

アルゼンチン北部チャコ州には、頭が黄色で覆われて大型の「チャコブルー」と呼ばれるもの。

他にも、アルゼンチン北西部には肩袖は緑色のみで頭部には黄色がまったく無いものや、頭部に青色が全く無かったり、頭が黄色で覆われてオオキボウシインコのようだったり、アオボウシインコには様々な色タイプがいます。

キソデアオボウシインコ

色変わりではBIIのシナモンやブルーのほか、2004年にはレッド(chocolate raspberry)という突然変異が出ています。

小型インコと違って色変わりを容易に作れるものではありませんが、世の中には人工的な品種改良(色変わり品種)を好む層は多く、アオボウシインコにもいずれ固定化された色変わりは出てくるのでしょう。

アオボウシインコは「アサギボウシインコ」という名で展示や販売されていることもあります。

小鳥商がキソデアオボウシインコに名付けた俗称で、新選組の浅葱色(アサギ色)が由来です。

ブラジルから輸出規制されたアオボウシインコに替わって輸入されるようになったキソデアオボウシインコとの区別としてでしょうが、高位のブランドイメージを付加したかったのかもしれませんね。

ブラックライトでインコ

写真を撮る者であれば誰でも思っているような事でしょうが、アオボウシインコはプリントや印刷媒体で色を出すのに難しい被写体です。

アオボウシインコに限らず、特に額が黄色や白色のインコは皆そうなのですが、すぐに白飛びしてしまいます。

ブラックライトをあてると額や袖の反射率はとても高く、四原色の色覚で紫外線の見えるインコたちの目にはこれによって性別を見極めているとも言われます。

羽色が構造色であればここまで差が出るのも疑問ですが、このあたりの研究をされている方もおられるようです。

まだ若い色のキソデアオボウシインコ

延々と長くなるので一旦このへんで…

オオキボウシモドキインコ図鑑 Tres Marías amazon,Amazona tresmariae

オオキボウシモドキインコ ワイルドクロス

オオキボウシインコを越えるオオキボウシ「オオキボウシモドキインコ」(・Θ・)

通称「トレスマリアス(トレスマリア)」

Psittacoidea Psittaculidae Amazona tresmariae
分類:オウム目 インコ科 ボウシインコ属
和名:オオキボウシモドキインコ
別称:キガシラボウシモドキインコ?
英名:Tres Marias Amazon
俗称:Double Yellow-headed Amazon ※誤りの俗称
学名:Amazona tresmariae
旧名:Amazona oratrix tresmariae 2004年に独立
Size:38-40cm 580-650g
原産:トレス・マリアス諸島(Islas Marías)
RED-List 未掲載
CITES Appendices I

オオキボウシインコが耳元までの黄色いマスクを被っているとすれば、オオキボウシモドキは黄色い目出し帽を被っているような容姿が特徴的です。

個体によっては頭全体から胸元や下腹部まで黄色い羽が広範囲に広がり、両翼や太腿も黄色が鮮やかに主張します。

オオキボウシモドキインコは通称トレスマリアス(トレスマリア)と呼ばれ、ボウシインコマニア憧れのインコの1つです。

このトレスマリアスという通称は生息地に由来された英名や学名から呼称です。

トレス・マリアス(Tres Marias)とは、メキシコの西側沖100kmの太平洋に浮かぶナヤリト州トレス・マリアス諸島(Islas Marías)の事で、代表的な3つの島(マドレ島,マグダレナ島,クレオファス島)をスペイン語で「3人のマリア(Tres Marias)」として名付けたそうです。

オオキボウシモドキインコはトレス・マリアス諸島の固有種で、亜種ではありません。

オオキボウシモドキは現在ではオオキボウシインコの亜種から昇格独立して別種となっているのですが、亜種とされていた頃からオオキボウシインコの基亜種オラトリクス,マグナ,ホンジュラス,ベリーズよりも格上の存在でした。

学名は2004年までオオキボウシインコの亜種 Amazona oratrix tresmariae で、現在は単独種 Amazona tresmariae です。

英名もオオキボウシインコのYellow-headed Amazonに対してDouble Yellow-headed Amazonとしているところもありますが、それはニセオオキボウシインコなどの亜種のことで、オオキボウシモドキインコはTres Marias Amazonです。

お喋りを得意とするインコはヨウムが代表のように言われる事も多いですが、人の言葉を物怖じせず圧倒的な声量で喋る能力はボウシインコが圧倒的に高いと思います。

そのボウシインコの中でも抜きん出ているのがオオキボウシモドキインコ,オオキボウシインコ,キエリボウシインコで、特にオスは段違いによく喋ると言われます。

ジュロンバードパークで40年以上も活躍中のお喋りスーパースターインコ(オオキボウシインコとされていますが、ニセオオキボウシインコ(マグナ)に見えます)、アミーゴは今でも未だに新しい言葉を次々覚えていきます。

出来る過ぎる天才ゆえに後継者が難しく、キエリボウシインコやアオボウシインコが頑張ってはいますがアミーゴの真似は厳しそうです。

JurongBirdParkのアミーゴ(ニセオオキボウシインコ?)

オオキボウシインコは2002年11月のワシントン条約会議(チリ会議)でCITES Iに登録されており、分裂したオオキボウシモドキインコも同様にCITES Iです。

もはや日本で流通することは無いでしょうし、オオキボウシモドキインコを見る事が出来るのもアドベンチャーワールド(wildcross)の個体がおそらく最後でしょうか。(以前見たときは看板の表記が誤っていましたが)

もしかするとまだ普通のお宅に昔からのペットバードとして飼われている生き残りがいれば出会ってみたいものです。

 

ワキアカボウシインコ図鑑 Yellow-faced Parrot,Alipiopsitta xanthops

ボウシインコ属じゃない異例のボウシインコ、ワキアカボウシインコ

Psittacoidea Psittaculidae Alipiopsitta xanthops
分類:オウム目 インコ科 ワキアカボウシインコ属
和名:ワキアカボウシインコ
英名:Yellow-faced Parrot
別称:Yellow-faced Amazon
学名:Alipiopsitta xanthops
旧名:Amazona xanthops 2005年まで
Size:25-27cm 260g
原産:中央ブラジルからボリビアやウルグアイの国境付近など
RED-List

ワキアカボウシインコは2006年に「Amazona ボウシインコ属」から1属1種の単属「Alipiopsitta ワキアカボウシインコ属」へ独立しました。

分岐学でボウシインコの源流とされるムジボウシインコ(Amazona farinosaSouthern mealy amazon)とはDNA配列が別系統で、

ヨツボシミドリインコ(Graydidascalus brachyurusShort-tailed Parrot)が遠からずという話もあるようです。

また、オウボウシインコ程の違いではありませんがワキアカボウシインコにも異なる基調色の2種がいます(亜種ではありません)。

緑型(Green morph)と黄型(Yellow morph)の2つで、黄色タイプの方が胴体の両側面に広がる褐色が目立つようです。

和名はこれを脇が赤いという解釈でワキアカボウシと命名されています。

私が見た数十羽の緑タイプは若くて色が出ていないのかもしれませんが、ワキアカという名には印象が繋がらずの容姿でした。

下記は私の写真ではありませんが見事に色の出た個体が掲載されております。おそらく珍しい類と思われます。

出展 https://www.wikiaves.com.br/2953075

英名はYellow-faced Parrotなのでしっくりくる名付けです。

直訳するとキガオボウシインコなのですが、キガオボウシインコ(キンガオボウシインコ)は別にいます。

また、このキガオボウシインコの英名はBlue-cheeked Amazonで、ボウシインコに限らずですが英名と和名がややこしくなるタイプの1つです。

学名はギリシャ語での黄色を意味する「Xantops|キサントス」で、スピックス博士の命名です。

右にシンジュウロコインコの基亜種(Pyrrhura lepida lepida)が一緒に可愛く写っていますが、生息域は地図データで見る限りでは基亜種よりも亜種のルリシンジュウロコモドキ(Pyrrhura lepida l anerythra)が被っているかも。

ワキアカボウシインコは2004からRED-Listでの絶滅危惧懸念がVUからNTへランクダウンしています。

Transfer “Amazona” xanthops to the monotypic genus Salvatoria

papagaio-galego (Alipiopsitta xanthops) | WikiAves – A Enciclopédia das Aves do Brasil